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研究室・附属施設の紹介

創薬科学系 薬品製造学

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スタッフ

教授 山下 正行(薬学博士)
助手 岩崎 宏樹(博士(薬学))

概要

薬品製造学教室は、文部科学省学術フロンティア推進事業によって創設された創薬科学フロンティア研究センターに属しています。当研究室は有機合成化学研究を通じて新しい医薬品を開発することを最終目標にして研究・教育を行っています。  研究室は教授、准教授、助教、博士研究員、大学院生(博士・修士課程)、学部生によって構成されており、更に客員教授を迎えて創薬研究を行なっています。ここ数年来は海外からの博士研究員も受け入れ、国際的な雰囲気に成っています。

研究内容

1. アルツハイマー病治療薬ガランタミンの工業的不斉全合成法の開発 2. 強い発がんプロモーター阻害活性をもつラブダン型ジテルペン類の開発 3. 抗ウイルス及び抗腫瘍活性を有するピリミジン誘導体の開発 4. 脳内放射線診断薬の開発 5. 12-リポキシゲナーゼに選択的な阻害活性をもつリード化合物の探索研究 6. 新規な官能基間相互作用に関する研究 7. 生体触媒を活用する新規不斉合成の開発 8. 結晶化を活用した新規な不斉合成法の開発 9. 有機硫黄化合物の特性を活用する不斉反応の新手法の開発 10. 無臭チオール・スルフィド類の開発とその有機反応への応用  1~5は創薬を指向した研究であり、6~10は新しい反応の開発を目的とした研究テーマである。この2つの側面は有機合成化学研究における車の両輪であり、相互に情報を共有しながら研究を進めている。1~5で取り上げている医薬品を含む生理活性化合物には不斉炭素が含まれる場合が多い。従って、6~10ではそれらを合成するための不斉合成の新手法の開発が大きな研究テーマに成っている。  下図にアルツハイマー病治療薬ガランタミンの立体構造と開発した悪臭の無いチオール類の化学構造を示した。チオール(SH基)は臭いという常識を覆した無臭チオール類を開発することができ、環境調和型有機反応も開発することができている。


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