学長挨拶
伝統と実績を礎に、
次世代の医療と健康を担う
優れた薬学人材を育成する
次世代の医療と健康を担う
優れた薬学人材を育成する
京都薬科大学学長
平田收正

現在、高等教育機関としての大学では、今後到来する予測困難な時代を担う学生に対して、自律的な学修者となることが求められています。自律的な学修とは、「学生自身が目標を明確に意識しつつ主体的に学修に取り組むこと、その成果を自ら適切に評価し、さらに必要な学びに踏み出していく」ことです。薬学人材が担うべき医療についても、少子高齢化が進み、また健康を脅かす感染症の蔓延や難病・希少疾患の増加等が危惧される中、未来のダイナミックな変化に的確に対応することができる優れた薬剤師の育成が求められます。
「愛学躬行」は、学問を修め究めるために自ら実践すること、すなわち自律的な学修者になることを志向することを意味します。京都薬科大学は、薬学部、そして大学院において、学生の「愛学躬行」を支える高度な学修者本位の教育として、「学生が何を学び、身に付けることができるのかを明確にし、学修の成果を実感できる教育」を提供します。これによって、高度医療や先進研究、創薬、保健衛生等において指導的な立場で活躍し、医療の発展、健全な社会の発展に貢献できる薬学人材の育成を推進します。
京都薬科大学の財産は、学生の自律的な学修を支える医療、創薬、行政等の分野で活躍する多くの卒業生からの支援、学究の場として充実した環境・設備、そして薬学教育研究において豊富な経験と優れた実績を持つ教員陣からの支援にあります。これらを礎として、京都薬科大学は優れた研究能力(課題発見・問題解決能力にとどまらず、創造的思考力まで)を備えた薬学人材の育成と活躍の支援を進めることにより、「研究の京薬」としてのブランディングの向上を目指します。
悠久の歴史の中で、伝統と文化が息づく京都の一角、山科に位置する本学において、「愛学躬行」のもと学生と教職員、関係者が集い、未来の医療、そして未来の薬学の発展を担う人材が育ち、社会、そして世界に羽ばたくことを願って、わたくしのご挨拶とさせていただきます。