カリキュラム

6年間の学び

継続的な教養教育と早期の専門教育により、豊かな人間性を育みながら高度な知識・技術・態度を習得するための体系的カリキュラム

6年間の学び

京都薬科大学 カリキュラム・ツリー(PDF)(リンクを新しいタブで開きます)(247.3 KB)

1年次

1年次は一般教養や専門基礎の授業から始まります。薬学の知識を深める前に、PBL(Problem Based Learning)やSGD(Small Group Discussion)を通して人間性やコミュニケーション力を磨き、薬剤師としての基礎を築きます。

主な学習内容

薬学教養 薬学入門、早期体験学習、基礎演習、早期ラボ体験
人と文化 文学、歴史、法学、科学史、哲学倫理学、文化など(1~3年次前期の期間で選択履修)
外国語 選択外国語(ドイツ語、フランス語)
専門基礎(講義) 基礎分子化学、生命科学、基礎数学など
薬学専門教育(講義) 有機化学、物理化学、分析化学、細胞生物学など
専門基礎(実習) 情報科学実習、基礎科学実習

PICK UP

基礎演習

「問題解決能力と豊かな人間性の育成」を目標として、その基礎となる本学における学びの姿勢、および自発的な学習態度や問題解決策を模索する姿勢を身につけ、また他人と協調して成し遂げる姿勢の育成を目指します。10名程度の少人数制とし、「医療」をメインテーマとした学生間の討論を中心とした演習を行います。問題の提起、情報収集、解決策の探索、発表、議論、レポート作成など、大学で学ぶ上で必要なスキルを修得します。

基礎演習

早期体験学習

将来薬剤師として活躍する多様なフィールドを早期に体験し、その後の学習に対するモチベーションを高めます。また、体験を通じて豊かな人間性の醸成および生命の尊厳への理解を目指します。体験学習には、救命応急手当、薬用植物園御陵園見学、薬害被害に関する講演など多様なプログラムを準備しています。様々な体験を通して薬剤師の魅力と多様な活躍フィールドを知ってください。

早期体験学習

早期ラボ体験

大学の研究室で進められている最先端の研究に低学年次から触れることで、研究遂行に必要な知識・スキルの基盤や研究マインドを醸成します。また、研究体験を通して、カリキュラムに設定された各薬学専門科目の重要性を認識し、目的意識をもって学修に取り組めるようになることを目的としています。

早期ラボ体験

2年次

薬理学や臨床の入門授業のほか、実習も本格的にスタートします。薬学、自然科学領域における専門英語を学ぶことを目的とした薬学英語の講義も始まります。

主な学習内容

薬学教養 医療の担い手としてのこころ構え、早期ラボ体験
人と文化 文学、歴史、法学、科学史、哲学倫理学、文化など(1~3年次前期の期間で選択履修)
外国語 選択外国語(英語、ドイツ語、フランス語)、薬学英語
専門基礎(講義) 薬学統計解析学
薬学専門教育(講義) 有機化学、機器分析学、感染症学、薬理学、医療薬学など
薬学専門教育(実習) 分析化学実習、生化学実習、物理化学実習、機器分析学実習など

PICK UP

専門実習

薬学部では専門実習を通して薬剤師に求められる知識・技能を修得します。専門実習は専門講義で学んだ知識の実践を通して定着させる場でもあります。専門実習は2年次から本格化し、3年次後期までの期間で履修することとなります。

1年次 : 基礎科学実習/情報科学実習
2年次 : 分析化学実習/物理化学実習/有機化学実習/生化学実習 /機器分析学実習/解剖生理学実習
3年次 : 衛生薬学実習A/衛生薬学実習B/薬理学実習/天然・医薬化学実習/感染症学・免疫学実習/薬剤学実習/薬物動態学実習

専門実習

3年次

前期は2年次から引き続き、一般教養と専門科目を学びます。後期にはいよいよ研究室の分属が決定し、研究活動がスタート。未解明の課題に取り組み、思考力、探求力などを養います。

主な学習内容

人と文化 文学、歴史、法学、科学史、哲学倫理学、文化など(1~3年次前期の期間で選択履修)
外国語 薬学英語
薬学専門教育(講義) 天然医薬品学、医薬品化学、放射薬学、分子生理病態学、病態薬物治療学、薬剤学、臨床統計学など
薬学専門教育(実習) 衛生薬学実習、天然・医薬化学実習、薬理学実習、薬剤学実習など
薬学専門教育(研究) 薬学研究-基礎

PICK UP

薬学研究

本学のカリキュラムの特長として3年次後期から6年次前期にかけて履修する「薬学研究」が挙げられます。薬学研究は、研究室(分野・センター等)における研究活動を通して薬学・医療に関する高度な専門知識・技術、研究能力とヒューマニティーを身につけるとともに、問題発見・解決能力を涵養することを目的としています。薬学研究の成果は6年次に卒業論文発表会でポスター発表を行うとともに、卒業論文としてまとめます。

薬学研究

CHECK!

本学の薬学研究の最大の特長は、多様な研究活動を行っている29の分野・センター等から所属研究室を選ぶことができる点です。これだけ多様な研究室から所属を選択することは、他大学ではあまり見られません。是非、本学で自身が3年間全力で打ち込める研究テーマを見つけてください!

4年次

前期は臨床中心の授業を受けながら研究に取り組みます。後期は薬学共用試験を見据えた授業・実習に集中。科目横断的な授業を取り入れ、これまで学んできた薬学知識の総まとめを行います。

主な学習内容

外国語 医療薬学英語
薬学専門教育(講義) 精密合成化学、生命医療物理学、病態診断学、テーラーメイド薬物治療学、薬事関連法規、地域医療学など
薬学専門教育(実習等) 実務事前演習、実務事前実習、症例・処方解析演習
薬学専門教育(研究) 薬学研究-基礎

PICK UP

実務事前実習

5年次の実務実習に臨むにあたり、4年次では実務事前実習を履修します。実務事前実習では、患者さん・生活者本位の視点に立ち、薬剤師として病院や薬局などの臨床現場で活躍するために、薬物療法の実践と、チーム医療・地域保健医療への参画に必要な基本的事項を修得します。調剤、無菌調製、薬剤管理指導、医薬品情報管理、薬物治療管理などの薬剤師業務を擬似体験し、薬剤師としての基本的な知識・技能・態度を修得します。

実務事前実習

CHECK!

医療現場での実践的な内容を修得するために、学内担当教員の他に病院・薬局の医療現場で活躍されている多くの薬剤師にも指導に参加いただいています。最前線の現場で活躍する薬剤師からの指導を受けることで、現場で活かすことができる知識・技能・態度を身につけることができます。

5年次

5年次では計5か月に及ぶ薬局・病院での実務実習に取り組みます。また、薬学研究ー開拓では探求薬学コースと実践薬学コースに分かれ、より将来を見据えた演習や体験プログラムを履修します。

主な学習内容

薬学専門教育(実習) 実務実習
薬学専門教育(研究) 薬学研究-開拓(探求薬学コース/実践薬学コース)

PICK UP

実務実習

5か月にわたる学外実務実習へ。5年次に2.5か月間の薬局実習と、2. 5か月間の病院実習を実施しています。実習期間外は大学で薬学研究に取り組みます。臨床現場で学ぶことができるのは、6年制薬学教育の最大の特色といえるでしょう。

実務実習

CHECK!

本学では全国の卒業生ネットワークを活かし、全国で「ふるさと実習」を行っています(多くの都道府県では卒業生が特命教授として学生指導にあたります)。将来、出身地の医療に貢献したいという学生さんにとって、地元の医療を学ぶまたとない機会となります。

6年次

前期はこれまでの研究の総まとめとして卒業論文を完成させます。後期は国家試験にも対応した科目を履修。最新の医療現場に関する概論講義も開講され、6年間の学びの集大成となります。

主な学習内容

薬学実践教育(講義) 漢方医療薬学、医薬創製論、地域医療健康増進概論、薬学総合講座など
薬学専門教育(実習等) アドバンスト薬学
薬学専門教育(研究) 薬学研究-開拓(探求薬学コース/実践薬学コース)

PICK UP

卒論発表

本学の教育の特長である「薬学研究」では、3年次後期から所属する分野等(研究室)の教員指導の下、課題研究を実施して研究手法を修得し、研究の楽しさ・難しさを学び、得られた結果の検討や成果をまとめて6年次に卒業論文発表会で発表します。卒業論文発表会はポスター形式で行い、ポスターの作成及び発表は英語で行います。

卒論発表会

アドバンスト薬学

アドバンスト薬学では、5年間で学修した知識を見直し、確かな定着を図っていきます。これらにより、薬剤師国家試験で問われる複合的な思考力にも十分対応できる力を身につけます。

アドバンスト薬学