薬品物理化学分野

研究内容

薬品物理化学分野では、パーキンソン病やアルツハイマー病などの神経変性疾患、アミロイドーシス、がん、脂質異常症など様々な疾患を対象として、これら疾患発症に関わるタンパク質や脂質の構造や機能を物理化学的・生化学的・細胞生物学的手法を用いて解析することにより、疾患発症の分子機構の解明や生命現象の根幹をなす原理の理解を目指して研究を進めています。

代謝分析学分野

教員紹介

斎藤 博幸 教授

斎藤 博幸 教授

出身大学:京都大学
出身大学院:京都大学大学院
学位:博士(薬学)

キーワード

物理化学、生物物理化学、リポタンパク質代謝、タンパク質凝集病、アミロイド、膜透過ペプチド

モットー・好きな言葉

犀の角のようにただ独り歩め

研究分野

生物物理化学の立場から様々な疾患の原因を解明し、新たな予防・治療法を提案する

生物物理化学とは、生体分子の構造や機能および生命現象を、人類が獲得してきた自然認識の有力な方法の一つである物理化学の立場から明らかにしようとする分野です。生体分子の集合体が細胞であり、生体分子・細胞間の相互作用によって生体現象は成り立っているため、生体分子やその集合体の構造や機能を解明することが生命現象理解の第一歩です。私たちは、脂質異常症、がん、アミロイドーシス、アルツハイマー病など様々な疾患に対して、疾患発症に関わるタンパク質の構造や機能を様々な手法を用いて解析し、疾患発症の原因を分子レベルで解明することで、新たな予防・治療法の開発を目指しています。

長尾 耕治郎 准教授

長尾 耕治郎 准教授

出身大学:島根大学
出身大学院:京都大学大学院
学位:博士(農学)

キーワード

リン脂質、トランスポーター、脂質生合成酵素、温度、pH、浸透圧

モットー・好きな言葉

温故知新

研究分野

脂質分子による細胞機能の制御機構の解明

細胞を取り囲む細胞膜は、構造の異なる千種類を超える脂質分子から構成されています。また、これらの脂質分子は細胞膜内で不均一に分布しています。このような脂質分子の構造や分布の変化が、細胞の機能や物理化学的性質に与える影響について研究しています。さらに、細胞内外の環境変化に対して、細胞が脂質分子のリモデリングを介して応答・適応する機構の解明を目指しています。加えて、脂質分子の構造や分布における異常と疾患発症との関連についても研究しています。