プログラム概要
京都薬科大学 履修証明プログラム
Lehmannプログラム
医療の高度化・多様化や地域医療の推進などを背景に、薬剤師に求められる役割が変化しており、質の高い薬学管理や高度専門性の習得が求められています。 各専門領域において質の高い業務に従事することが期待される、学会などが認定する「専門・認定薬剤師」を取得するためには、実務経験に加え、論文作成や症例報告書作成が課せられていますが、論文・症例報告書の作成指導を専門的に受けられる機会が限られているため、資格取得を断念する薬剤師も一定数存在するのが現状です。
本プログラムは、このような課題の解決に向け、専門・認定薬剤師取得をサポートするため、科学を基盤とした学び直しの機会を提供し、円滑な医療推進、健康維持に貢献することを目指した社会人向けの年間カリキュラムとして展開します。
本プログラム名の「Lehmann(レーマン)」は、本学の礎石となった京都私立独逸学校を開設するに至った門人を育成した「ルドルフ・レーマン」先生にちなみ、以下のような人材を養成したいという思いを込めています。
リーダーシップ(LEadership)がとれる豊かな人間性(Humanity)と管理能力(Management)、先進性(Advanced)を兼ね備え、後進の育成(Nurture)にも長けた新世代の薬剤師(New age pharmacist)を輩出するプログラムです。
プログラム趣旨
本プログラムは、論文作成能力や症例報告書作成能力のほか、リーダーに必要な素養を身に付けることで、専門・認定薬剤師資格の取得をサポートするとともに、将来の薬学領域におけるリーダーを育成することを目的とし、2020年度より開講した履修証明プログラム(※)です。
薬学的視点に基づいた症例解析や症例報告書の作成技能を学ぶ「症例報告書作成コース」、適切な研究計画を立て、実践する技能を学ぶ「研究計画・実践コース」、わかりやすい論文を執筆できる技能を学ぶ「論文作成コース」の3コースを展開し、専門・認定薬剤師資格取得に必要な知識や技能を段階的に身に付けるための教育を提供します。
※履修証明プログラムとは、社会人等の学生以外の者を対象とした一定のまとまりのある学習プログラムのことを言います。
目的・内容に応じ、総時間数60時間以上で設定され、プログラムの修了者には学校教育法に基づく履修証明書を交付されます。
※本プログラムは、専門・認定薬剤師資格取得に必要な技能を身に付けることができるプログラムであり、本プログラムを受講することで専門・認定薬剤師資格が与えられるものではありません。
Lehmannプログラムで⾝につく⼒
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Academic Skills
論文検索法や統計学などを学ぶことで、症例報告書や学術論文を作成するにあたって必要となる学術的なスキルを習得できます。
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Logical Thinking
病院や薬局において日常的に扱う症例を、薬学的視点から考察・深掘りし、症例報告書などへアウトプットする経験を積むことで、論理的思考力を鍛えることができます。
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Leadership
リーダーシップ論やコーチング、ICTについて学ぶことにより、地域医療やチーム医療の現場の連携に欠かせないリーダーとしての素養を身につけられます。
プログラム特徴
2022年度、大学基準協会の認証評価において、リカレント教育として展開している履修証明プログラム「Lehmannプログラム」が 「大学の長所・特色」として評価され、Good Practiceとして大学基準協会のサイトに掲載されました。
丁寧な個別指導が受けられる
指導教員1人に履修生1~3人程度の少人数制を採用しており、 対面はもちろん、遠隔でもオンライン会議ツール等を使った丁寧な個別指導が受けられます。
講義と演習で体系的に学べる
講義で学んだことを演習で深めるという体系的な学びにより、薬剤師に必要な知識・技能を身につけることが可能です。根拠に基づく医療(Evidence-Based Medicine)の実践にもつながります。
現役薬剤師の情報交換の場に
さまざまな病院・薬局で働く薬剤師が集まる本プログラムでは、履修生同士の交流が盛んに行われています。講師とも意見交換ができるため、視野を広げることができます。
多様な教養科⽬でリーダーに必要な素養を⾝につける
新時代の医療現場をリードするのに役立つAI・ICTやビッグデータの活用に関する知識を習得できます。また芸術鑑賞を通して人間力を磨くことで、患者や同僚への接し方を見直す機会にもなります。
履修対象
- 薬剤師国家資格を有する者
- 現在もしくは近い将来に、専門・認定薬剤師資格の取得を目指している者
- 自宅でインターネットを使用できる環境にあり、「Word」、「Excel」、「PowerPoint」など、基本的な PC ソフトを問題なく使用できる者
- 本学の指定する日にスクーリングに参加できる者
開講コース
目標に応じた3つのコースを展開しています。1コースを修了後、別コースに継続履修することも可能です。
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症例報告書作成
コース薬学的視点に基づいた症例解析や、症例報告書作成の基本事項を学び、 症例報告書を作成できる技能を学びます。
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研究計画・実践
コース研究計画の基礎を理解し、適切な研究計画を立て、実践する技能を学ぶとともに、研究成果を学会等で発表する方法を学びます。
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論文作成コース
論文作成の基礎を理解し、論理的な論文を執筆する技能を学びます。
入学料・受講料等
| 入学料 | 10,000円 |
| 受講料 | 150,000円 |
| 事務手数料 | 500円 |
年間スケジュール
シラバス
本プログラムでは、5つの共通科目と1つのコース別専門科目を履修してもらいます。
詳しい学習内容は「シラバス」をご確認ください。