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キャリア支援プログラム「卒業生に聞く!仕事研究セミナー」臨床開発職編を開催しました

    2025年2月12日(水)に、本学進路支援課主催のキャリア支援プログラム「卒業生に聞く!仕事研究セミナー」臨床開発職編が開催され、約100名の学生が参加しました。
 この「卒業生に聞く!仕事研究セミナー」は、全学年を対象に、様々な業種・職種の現役職員の方や卒業生を講師に迎えて、シリーズとして実施しているものです。今年度は11月に研究職・製薬企業人事編を開催。毎回、参加者の満足度が非常に高いイベントとなっています。
※研究職・製薬企業人事編の詳細はこちら

 今回は昨年度にもご講演いただいたアステラス製薬株式会社から本学卒業生の2人を講師に招き、臨床開発職の具体的な業務内容や製薬産業を取り巻く環境の変化についてお話しいただきました。
 講演では、若手の時期から臨床試験の企画立案・実施に携われる環境があり、社内の多岐にわたる部署や国内外の医療機関など様々な人と関わりながらやりがいをもって仕事をしているとお話もありました。また、海外の方とのミーティングやメール文書で英語を使用する場面も多く、グローバルな働き方ができることも魅力だと述べられていました。
 その他、就職活動を控える学生に向けて「責任感がある」「困難なことにもチャレンジすることができる」など臨床開発職として求める人物像と、選考の場では個性を出して自分をアピールすることが大切というアドバイスをいただきました。参加した学生たちは真剣なまなざしで講師の方々のお話に耳を傾けていました。

   

 最後の質疑応答では、在学生が「海外と国内で業務の取り組み方に違いやギャップはありますか?」や「選考時に自分の強みはどのようなところだと伝えていましたか?」など仕事のことだけでなく就職活動についても積極的に質問し、本学卒業生ならではの近い距離感で分かりやすく回答していただきました。特に就職活動が本格化する直前の新6年次生にとっては自身の志望動機や職種理解を深める貴重な機会となったようです。

   

 「仕事研究セミナー」は、今後も継続的に実施する予定です。現時点で希望する業種、職種が異なる場合でも、薬に関わるあらゆる仕事の現状や実情を知っておくことで、進路選択のみならず、就職活動時の志望動機づくりや面接などの内容にも生かすことができます。 学生の皆さんには、多様な領域で卒業生が活躍している本学ならではのこうしたイベント機会をぜひ積極的に活用し、自分自身の将来に役立てていただければと思います。