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ヨットで大学生活に新しい風を ヨット部【インタビュー】

創部から50年以上の長い歴史を持つクラブであるヨット部。そのヨット部の部長の河本かわもと遥花はるかさん、部員の岩城いわき貴虎たかとらさんの2名にセーリングの魅力やヨット部の活動内容についてインタビューをしました。



ー活動内容について
 滋賀県の琵琶湖で週1回、土曜日に9時から夕方くらいまで1日活動をしています。大会は最大で年に3回出場しています。1、2月はシーズンオフになりますが、その期間はヨットの整備をしたり、旅行やスキーなどのイベントを開催しています。現在は、3年次生が9名、2年次生14名、1年次生16名の計39名で活動をしています。
 私たちが使用しているヨットは470艇というもので、長さが4m70㎝あるものです。ヨットには2人で乗り、1人はクルーと呼ばれ、ヨットの前方に乗り、2つあるセール(帆)の1つを操作しながら自分の体を使ってヨットの重心をコントロールします。もう1人はスキッパーと呼ばれ、ヨットの後方に乗り、もう1つのセールを操作しながら舵を取ります。この2人で協力しながらヨットを前に進めていきます。ヨットは風向きに対して45度の角度にセールを向けないと進まないので、風向きを読み、どうしたら速く進めるか考えながらできるおもしろいスポーツです。

       


ー入部したきっかけは?
河本さん:大学に入学したら運動部に入部したいと思っていましたが、高校まで運動部に入部したことがなかったので、不安がありました。その中で、ヨット部はほとんどが未経験者ということと、新入生に対して行われた試乗会に1人で参加していたわたしに先輩が優しく話しかけてくれて、アットホームな雰囲気がいいなと思い入部しました。
他の部員も「試乗会が楽しかった」、「先輩たちが優しくて、楽しそうな部活だったから」という理由で入部した人が多かったと思います。
岩城さん:大学から何か新しいことを始めたいと考えていたのと、僕も試乗会でヨットに乗って、すごく気持ちがいい!と感動してすぐに入部を決めました。今も毎週の練習が楽しみで仕方がないです!

ーこれまでの活動で印象に残っていることは?
河本さん:わたしは同級生と2人でレースに出たことです。それまでのレースは先輩とペアを組んで出場していたので、先輩からの指示をもらってヨットの操作をしていましたが、同級生と組んだ時は、どうしたら速く進めるのかを考え、お互いアドバイスをしながらレースができました。風向きや風速などの条件は出場者全員がほとんど同じの中、前にいるチームを抜かせた時はすごく嬉しかったです。
岩城さん:課題を乗り越えて、成長したと感じることができたときです。練習には国体出場経験のある方が参加されている時もあり、周りの先輩方から的確なフィードバックをもらうことができます。課題をクリアできたときは大きな達成感があって、次はもっと頑張ろうと思えます。

ー今後の予定は?
 直近だと、6月に医歯薬杯という関西で医学部、歯学部、薬学部がある大学のヨット部が集まる大会があります。目標は前回大会よりも良い成績を残すことです。そのためにまず、ルールの徹底はもちろん、レースで重要となるスタートの練習を頑張っていきたいです。

ー本学志望者へメッセージをお願いします
 京薬には薬学に興味のある学生が集まっています。みんなが同じことに興味があるので、話していて共感することがたくさんあります。また、企業や薬局、病院と幅広い就職先の実績があるので、将来のことをはっきりと決めていなくても、入学してから自分に合う道をじっくりと考えられるところもいいと思います。あとは、設備も整っていて、学生1人ずつ実験器具を使わせてもらえるので、贅沢な環境だと感じています。
 そして、ヨット部は大学から新しいことに挑戦してみたい方にはピッタリの部活だと思います。ほとんどの人が未経験からのスタートで、泳げなくてもできるスポーツです。さらに先輩やOBの方との繋がりが強いので、学年や年齢を越えた交流もできます。勉強のこと、就活のことも相談できる人たちがたくさんいるので大学生活において心強い仲間がきっとできます!ぜひ京薬に入学した際にはヨット部も見てみてくださいね。



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