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新入生の新生活スタートを先輩がバックアップ!入学式後のオリエンテーションに向けて、学生スタッフのファシリテーション研修を実施しました

京都薬科大学は、2023年3月1日(水)、2023年度入学式後に行われる新入生オリエンテーションでサポートを務める学生スタッフを対象に「ファシリテーションスキル向上研修」を初めて実施しました。
本学では、入学式後のオリエンテーションにおいて、在学生から募集したサポートスタッフによる交流会等の実施や授業等で使用するICT機器の設定サポートを通して、新入生同士の交流促進、大学生活の円滑なスタートを在学生がバックアップする取り組みを行っています。今年度は、本取り組みをさらに充実させるべく、外部から講師を招き、事前研修として初めて「ファシリテーションスキル向上研修」を実施しました。

今年度の学生スタッフは1~5年次生の17人で、そのうち6人は昨年度に引き続き今回も参加する学生です。昨年度の経験や反省を踏まえながら、新たなメンバーとともに今年度の企画・運営に臨みます。
研修当日は、17人のうちスケジュールの都合で欠席した学生を除く14人が参加し、「記者会見」「対人コミュニケーション」「課題解決」の3つのテーマに沿ったグループワークを実施。当日初めて顔を合わせる学生も多く、また学年の異なるメンバー同士で最初は遠慮がちだったものの、次第に打ち解けて楽しく議論する様子が見られました。グループワーク終了後には、自分たちが研修の中で実際に体験したワークなどを参考にオリエンテーション当日の企画案を話し合う時間も設けられ、新入生を迎えるにあたって実践的な研修となりました。

参加した学生からは、「グループワークを通し、参加者の自主性を引き出すことが重要だと感じた」や「自己理解を深め、自分のスキルに気付くことができた」、「緊張して入学式を迎える新入生には安心してもらえるような雰囲気のオリエンテーションにしたい」などの声が聞かれ、自身への気づきとともに、先輩としての自覚も意識する機会となったようです。

  

学生スタッフたちは、4月の新入生入学までにさらに企画案をブラッシュアップし、当日の運営、進行などについても検討を進めていきます。また、交流会等の準備だけでなく、ICT機器の設定サポートに関しても、本学の情報管理担当職員らによる事前説明会に参加し、実際に新入生が行う設定作業について確認を行う予定です。
こうした支援を通じて、コロナ禍で高校生活3年間を過ごしてきた2023年度入学生が安心して本学での学生生活をスタートできるよう、在学生とともに大学全体でサポートしていきます。

本取り組みは、新入生の入学後の不安を軽減することだけでなく、スタッフとして参加する在学生の自主性や協調性の成長も大きく期待できるものであり、今後も学生主体で企画・運営を行う取り組みを継続して実施していきたいと考えています。