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薬物乱用防止の啓発動画制作に協力-1年次科目「基礎演習」武上教授クラスでSGDを実施しました

2023年10月23日(月)、1年次科目「基礎演習」の薬品分析学分野 武上教授クラスの12人が、京都市から依頼のあった薬物乱用防止啓発動画のアイデアを検討するSGD(Small Group Discussion)を行いました。
近年、若者を中心に大麻による検挙者数が増加傾向にあることから、京都市ではYouTubeやInstagramの広告で薬物乱用防止を訴求する動画を配信しています。今回のSGDは、この動画制作を担当する京都市医療衛生企画課からの依頼により、どのような啓発動画にすべきか、学生の視点で考えることを目的に実施されました。
 
   

京都市からの趣旨説明の後、学生は3つのグループに分かれ、ブレーンストーミング形式で付箋を使用して自由にアイデアを出し合いました。さらに、学生自身が薬物乱用の実態について調べながら、身近にありそうなシチュエーションやオリジナルキャラクター、それをもとにしたストーリーなど、若者世代の目を引きやすい動画のアイデアを提案。イラストや漫画にしてグループごとに発表を行いました。

   

参加した学生からは「今まで知らなかったことを知るきっかけになった」「短い動画の中で伝えたいことをまとめるのが難しいと感じた」「誰でもパっと見てわかるような悪者のキャラクターを作ることで薬物は悪いものだと印象付けるように工夫した」というコメントが聞かれました。また、最後に京都市の担当者からも「たくさんのアイデアを出していただけて参考になった。これからの動画制作に生かしていきたい」との講評をいただきました。

今回のSGDを参考に制作される薬物乱用防止啓発動画は、来年度完成し、広告配信される予定とのことです。