生化学分野
研究内容
細胞が正常に生命活動を営むため調節機構が幾重にも存在し、このような調節機構の破綻は病気を引き起します。したがって、細胞の正常な生命活動を知ることは、疾患の原因を知るためにも重要です。細胞分裂は、核膜の崩壊、細胞骨格の再編、染色体の凝縮と分配など、最もダイナミックな非常に興味深い細胞活動であり、その異常は細胞のがん化やがんの悪性化に関与しています。私たちは、①細胞分裂の制御機構、②細胞分裂異常とがん、③分子シャペロンの生理的機能と疾患との関連、を中心テーマとし、生命現象を分子の挙動として解明する、即ち生化学的に解明するために日々研究に取組んでいます。生命現象の解明やがんの病因解明を目指し、治療への応用につなげていきたいと考えています。

教員紹介

キーワード
細胞生物学、生化学、細胞分裂、細胞内シグナル伝達、タンパク質リン酸化
モットー・好きな言葉
走った距離は裏切らない
研究分野
細胞分裂制御機構の解明と、がん治療への展開
細胞分裂は、染色体を二つの娘細胞に分配する過程で、核膜の崩壊、細胞骨格の再構成、染色体凝縮など、細胞活動の中で最もダイナミックなイベントです。その異常は、がんなどの病態を引き起こすことから、細胞分裂の制御機構の解明はがんなどの病態の原因解明につながります。シグナルタンパク質のリン酸化による活性の制御や、タンパク質間相互作用への影響などに着目し、細胞分裂の制御機構解明を目指しています。また、細胞分裂を制御するタンパク質が抗がん剤の標的となりうることから、得られた研究成果から新しいがんの治療戦略へと展開したいと考えています。