薬学専攻博士課程

薬学専攻博士課程の特徴

本専攻では「基礎薬学コース」、「臨床薬学コース」及び「次世代のがんプロフェッショナル養成プラン(2コース)」を選択できます。「基礎薬学コース」は、各自が設定した研究テーマを深く探求し、基礎研究者の育成を目指しています。また、「臨床薬学コース」は、大学病院や地域中核病院等と連携し、チーム医療の最前線を経験することで、臨床薬剤師としての専門性を高めることを目標としています。さらに、「次世代のがんプロフェッショナル養成プラン」では、「がん患者のQOL向上および終末期医療を担う人材養成コース」及び「近未来の医薬品・治療法の開発を担う人材養成コース」を設置し、患者さんのライフステージに応じたテーラーメイド医療を実践できる薬剤師・創薬研究者と、近未来の治療に対して指導的立場となる薬剤師や医薬品を開発できる薬剤師の養成を目指しています。

薬学専攻博士課程の特徴

カリキュラム

特論講義5単位以上、研究倫理特論1単位、総合薬学セミナー2単位、薬学研究演習4単位、課題研究20単位の計32単位以上を修了要件とします。また、以下のコース・プログラムにおいて、研究倫理観、プレゼンテーション能力、討論能力、実践的英語力などを向上させ、さらには各自の課題を進めながら博士学位論文作成により臨床薬学のエキスパートあるいは基礎薬学研究者としての自立を目指しています。

薬学専攻博士課程モデルコース

基礎薬学コース

各分野での課題研究を通じて、高度な問題発見・解決能力および研究力を身につけ、様々な薬学領域において高度の専門的な学識や研究能力を有した国際的に貢献できる人材を養成する。

臨床薬学コース

連携する病院薬剤部などで1~2年間の研修を通して、医療現場での実践的な教育研究を行う。薬剤師としてチーム医療を実践しながら、臨床と基礎の橋渡しとなるトランスレーショナル研究を実施することにより、臨床薬学研究能力を養う。

次世代のがんプロフェッショナル養成プラン

「がん患者のQOL向上および終末期医療を担う人材養成コース」および「近未来の医薬品・治療法の開発を担う人材養成コース」を設置し、患者さんのライフステージに応じたテーラーメイド医療を実践できる薬剤師・創薬研究者の養成と、近未来の治療に対して指導的立場となる薬剤師や医薬品を開発できる薬剤師の育成を目指しています。

博士の学位論文

学位規則の一部を改正する省令(平成25年度文部科学省第5号)に基づき、博士の学位論文および審査結果を公表しています。
博士の学位論文については京都薬科大学学術情報リポジトリをご覧ください。

Student Voice

新たな知見を広げるために大学院へ

薬学研究科 薬学専攻博士課程
荒木 康佑

より知識を深め、もっと研究したいという思いから大学院への進学を決意。学部生の時から所属している生薬学分野で、現在は「薬用植物由来酵素を利用した新規有用化合物の創製」に取り組んでいます。最終的に、独自に合成した化合物と植物酵素を反応させ、新規性と機能性を兼ね備えた化合物を創り出すことで医薬品ライブラリーをさらに拡充したいと考えていて、医薬品のもととなる多彩な有用化合物を創出することで製薬企業が尽力している新薬の開発に貢献したいと思っています。
大学院での学びは講義がより専門的な内容になり、研究者のベースになるようなカリキュラムになっています。また自分の研究分野以外の論文に触れる機会も多いので知見を広げることにもつながっていると実感しています。今後は臨床応用も意識しながら新薬開発に関わることができるような研究者になりたいです。

新たな知見を広げるために大学院へ