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ルドルフ・レーマンについて

About Rudolph Lehmann
r.lehmann

Rudolph Lehmann( 1842 - 1914 )

1842年、現在のドイツ(当時のプロシア国)のオルデンブルクに生まれ、建築・造船などの工業技術を身につけて1869年に来日(大阪)した。翌年京都府に雇われ、外国語(ドイツ語ほか)・数学などの教育を通じて数多くの有為な人材を育成し、さらに京都府の殖産興業にも寄与した。
 また、1872年から翌年にかけて刊行された最初期の独和辞書のひとつ『和譯獨逸辭書』(全2巻)と、1877年刊行の最初の和独辞書『和獨對譯字林』のそれぞれの監修をつとめたことは特筆すべき業績である。
 レーマンの薫陶を受けた教え子たちによって、1884年「京都私立独逸学校」が創立され、同校の「別課学科(別科)」(のち薬学科)が現在の「京都薬科大学」の礎石となる。