2024年5月14日（火）、本学進路支援課主催のキャリア支援プログラム「仕事研究セミナー」MR職編が開催され1～5年次生91人の学生が参加しました。
この「仕事研究セミナー」は、全学年を対象に、様々な業種・職種の現役職員の方や卒業生を講師に迎えてシリーズとして実施しているもので、毎回参加者の満足度が非常に高いイベントです。今年度はMR職編として初開催となりました。
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今回は日本新薬株式会社から本学卒業生と人事部の方を講師に招き、ご講演いただきました。MR職の具体的な業務内容や、やりがいについて現場の声をお話しいただいたほか、人事担当者ならではの貴重なご意見を伺うことができました。
講演では、MR職の1日のスケジュールの他、必要なスキルやマインドについて解説がありました。「自分で病院や卸との面談予定を自由に決定できる為、スケジュールを管理する能力、商品を押し売りしない人間力など、様々な能力が必要になりますが、中でも一番大切なことは、患者さんの人生や命に直結する仕事であるという自覚を持ち、営業職だからと言って数字のためではなく患者目線で考えるマインド」であると述べられました。
また事前質問は60件以上寄せられ、学生の強い興味・関心が窺えました。会場でも、多数の質問が挙がり、それぞれのお立場ならではの回答を聞くことができました。
参加した学生からは「自分で調べるだけでは知ることが出来ない内部のことや、実際働いている方の声などが知れて、とても参考になりました」という声や「実際に就職してからどのようなサポートがあるのか、京都薬科大学の卒業生が活躍しているのかなどが聞けてとても良かった」などの声が聞かれました。
「仕事研究セミナー」は、今後も継続的に実施する予定です。現時点で希望する業種、職種が異なる場合でも、薬に関わるあらゆる仕事の現状や実情を知っておくことで、進路選択のみならず、就職活動時の志望動機づくりや面接などの内容にも生かすことができます。 学生の皆さんには、多様な領域で卒業生が活躍している本学ならではのこうしたイベント機会をぜひ積極的に活用し、自分自身の将来に役立てていただければと思います。