2024年11月13日(水)、本学進路支援課主催のキャリア支援プログラム「仕事研究セミナー」研究職・製薬企業人事編が開催され、約30人の学生が参加しました。
この「卒業生に聞く!仕事研究セミナー」は、全学年を対象に、様々な業種・職種でご活躍されている卒業生を講師に迎えてシリーズとして実施しているキャリア支援プログラムです。
※今年度開催したMR職編はこちら
今回は協和キリン株式会社から本学卒業生である真壁さんと人事部の内藤さんを講師として招き、ご講演いただきました。内藤さんからは協和キリン株式会社の概要や沿革、職種についてご説明いただきました。その後、本学卒業生である真壁さんからは所属する生産本部での業務内容や1日のスケジュール例、求められるスキルなどをお話いただきました。大学での研究と企業での研究との違いについては、「企業での研究ではビジネス展望を持ち、どのように実製造に繋げていくかという視点が必要になる」と述べられていました。また、仕事のことだけではなく、就職活動の体験談としてスケジュールや参加したインターンシップ、アピールしたポイントなど、分かりやすくお話しいただき、学生にとっては貴重なアドバイスとなりました。
最後の質疑応答では、「研究職に向いている人はどのような人か」や「学部卒で研究職になるのは難しいのか」など多数の質問が寄せられ、研究職に対する学生の強い興味・関心がうかがえました。
参加した学生からは、「卒業生から直接お話を聞けて参考になった。研究職を目指して、就職活動を頑張りたい。」という感想があり、今後の就職活動の幅を広げることができたようでした。
「仕事研究セミナー」は、今後も継続的に実施する予定です。現時点で希望する業種、職種が異なる場合でも、薬に関わるあらゆる仕事の現状や実情を知っておくことで、進路選択のみならず、就職活動時の志望動機づくりや面接などの内容にも生かすことができます。 学生の皆さんには、多様な領域で卒業生が活躍している本学ならではのこうしたイベント機会をぜひ積極的に活用し、自分自身の将来に役立てていただければと思います。