模擬患者ボランティア募集

京都薬科大学では、薬剤師として必要な知識、技能、態度ともに優れた医療人としての自覚をもった人材を育成するため、学生の医療コミュニケーション演習や、またその成果を評価し、実務実習に出向く学生の質を保証するための試験の場で「模擬患者ボランティア」としてご協力いただける方を募集しています。

本学での薬剤師教育の一環としての医療コミュニケーション教育にぜひご協力をお願い致します。

「模擬患者ボランティア」とは

学生の医療コミュニケーション演習や試験において患者役となって学生の面接相手となり、時には学生へのアドバイスなどをしていただく役割を持つ人のことをいいます。模擬患者は、英語ではSP(Simulated Patients)と呼んでいます。特に試験においては複数の学生に対して患者として同じ態度で応対をすることになりますので、そのときには標準模擬患者(Standardized Patients)としての役割を果たします。

募集要項

概要

模擬患者ボランティアとしてご協力いただける方には、あらかじめ本学での医療面接の練習をしていただいたあと、本学学生を対象とした実習や試験で活躍していただきます。この練習はある病気の患者を想定した「シナリオ」どおりに演技できるようにするという簡単なものです。練習では薬剤師経験のある教員も参加し、雑談も交えながら薬のことや薬剤師の仕事のことなどもお話させていただきます。また、模擬患者さんどうしの交流を深めるための意見交換会なども実施しています。

募集内容

  • 年齢、性別は問いません。
  • 原則として平日に実習を行いますので、それらに参加できる方。
  • 試験への参加には秘密保持の観点から制限があります。詳しくはお問い合わせください。
  • 模擬患者の意義を理解し、京都薬科大学における薬剤師教育にご協力いただける方。
  • 本学学生に関する個人情報及び実習や試験の内容について秘密保持をお約束できる方。
  • 原則として、医療関係者(医師、看護師、薬剤師など)以外の方を希望しています。
    これは、一般の市民の視点で学生にアドバイスをいただくことを大切に考えているためです。
    医療関係者あるいは経験者であっても、主旨をご理解いただきご協力いただけたらと考えています。

模擬患者として参加登録していただいた後であってもいつでもご辞退いただけます。なお、健康状態等の理由により実習や試験への参加をお断りさせていただくことがありますのであらかじめご了承下さい。

今までの活動記録

2009年度以降

9月~12月 練習会・学内実習への参加
12月 試験への参加
2月中旬 交流会の開催

お問い合わせ

ご連絡いただいた方には順次説明会を実施します。 詳細についてのお問い合わせ、説明会参加申し込み等は、下記連絡先あてに電話あるいは FAX にてご連絡下さい。FAX・Emailでお申し込みの場合は「説明会参加申し込み用紙 」をご利用下さい。

担当部署/場所 臨床薬学教育研究センター / 本校地 
TEL/FAX TEL: 075-595-4671 FAX: 075-595-4777